前回の続き「BRM312近畿 200km 秋葉原(裏)湖畔巡り熱海」のpart2 です。
150km 地点まで来ました。この後「はこね金太郎ライン」を通って箱根へ。ゴールは熱海。神奈川屈指のゲキサカ、大野山で相当疲れています。大野山ではマラソンで愛用していた「ここでジョミ(写真左)」を投入。「金太郎ライン」にいく726号線も登り。もう登りだらけなんで、次は一袋で400kcalもあるジェル(写真右)を投入。「うぐ!濃すぎる!」思わず原材料を確かめる。「りんご濃縮果汁(国内製造)、ハチミツ、マヌカハニー、レモン、生姜」変なものは入っていない。水で流し込む。水に混ぜたらさぞかし美味しいのだろうけど、ボトルには水以外を入れない主義なので、口の中で混ぜる。この先、補給地点は箱根までないので、念のためコンビニで団子を買ってバックポケットへ。
まっすぐ行くと足柄峠、左に行くと新道の「はこね金太郎ライン」。手前の駐車場でもう一度濃いジェルと水を口に含み、気合いを入れます。
「はこね金太郎ライン」は全長11km、のぼりは8km、頂点にトンネルがあり、それを抜けたら箱根。頂上が通過チェックになっており、写真撮影しなければいけない。平均勾配?10%ですかね?とりあえず楽ではないのです。金太郎にちなんで距離表示かまさかり形なんだけど、ガーミンの距離表示と一寸たがわず、どんな妄想も許さない、超現実的なヒルクライム。
束の間のくだりを下ったら、箱根は仙石原。にわかに交通量が増えます。勾配は知らんけど、ずっと登っています。
登りなので距離の積算がなかなか増えず、170〜180km辺りが精神的にもしんどかったです。途中、同じブルベの参加者が止まっていました。声をかけパスします。ここはみんなしんどいところやな。箱根神社の横を通りすぎ、芦ノ湖が見えて来ました。心身ともに疲れているし、ボトルの水も少ないので、休憩とることにしました。セブンイレブン元箱根店に入店。ここは商品の陳列が日本一なのだとか。また炭酸水を補給し、ポケットに入れていた饅頭を頬張ります。先ほどパスした男性の参加者も追いついて来て、言葉を交わします。
「大野山が思ったよりもしんどかった」
「仙石原もしんどかったですね」
「車も多いですね」
「この先ちょっと登ってくだりですね」
また、しばらく登ります。箱根峠を越えたら下りかな?なかなかくだらせてくれません。
くだりに入ると、先ほどの男性が先に下っていきます。最初はよくあるダウンヒルの勾配です。後ろを振り向くと富士山が見えました。写真を撮るつもりで止まったけど、間が悪くいいショットが撮れず、思い直してくだりに「全集中」します!
しばらくすると、くだりなのに距離表示が出て来ます。「あと10キロ」「エンジンブレーキ」。なかなかダイナミックになって来ました。「エンジンブレーキ」の標識とともに、芝生のジャンプ台みたいなのが見えて来ました。状況がわかって来ました。車の退避場所やん!えぐい所を下っています。自転車にエンジンブレーキはない。先ほどの男性はリムブレーキだからなのか、途中からスピードを極端に落として下っています。「あと3キロ」の標識が見えて来ました。私の自転車はディスクブレーキだけど、これでフロントのパッドは寿命を迎えるなと思いました。(実際翌日帰宅してからパッド交換しました)やれやれ、くだりきって来宮駅をかすめて、ゴールの温泉宿に向かいます。来宮神社をチラ見して、おっと!これは!「ユイの壁では?」素早くフロントのギアをインナーに入れます。これは意地悪やなと言い合いながら、最後のゲキ坂を登り、細い階段に自転車を持ち上げ、ゴール受付。
ゴール受付では預けていたドロップバックを受け取り、温泉を堪能(別料金)
その後、熱海銀座の宿にチェックイン。
美味しいビール飲んで、電源シャットダウン!
続きはあるのかないのか?
最後に「週末頑張ってな」という言葉をくれた師匠。心に沁みました。その言葉で最後まで安全に走りきれたと思います。いつも応援してくれる皆様ありがとうございます😊
以上、金太郎はいたのかいなかったのか?知らんけど〜〜
「金太郎待ってろよ!@勝手に富士山ブルベ」でした!