エべレスティングとは?
エベレストと同じ標高を自転車で登ること
(ランニングバージョンもあり)
ただし、色々ルールがあって同じルートを登ったり下ったりして標高を獲得する、登りと下りは同じルートでなければいけない、などが主な遵守事項。
この度、ハーフエベレスティングと言って半分の標高を目指すチャレンジが見事正式に認められました。今回はその記録です!
1 使用機材
カーボンロードバイクのスペシャライズド ターマック エキスパートの リムブレーキです。
ホイールはSHIMANOアルテグラのアルミホイール。ハイト32mm。チューブレスタイヤ装着。
以前はカーボンホイールつけていましたが、クリンチャータイヤしか装着できないのと、悪条件でのブレーキングのこと考え、アルミにしています。かっちりした感じで軽快感でて良いのですが、タイヤ幅は25cをつけても細くなるのもあって、ちょっと振動吸収に劣る感じは否めないです。この「不快適感」を楽しんでターマックに乗っています。
スプロケは30-11です。あまり関係ないですがdi2です。
2、ルート選び
エベレスティングは同じところを往復するので、
飽きにくい
くだりが下りやすい
緩すぎない斜度、きつ過ぎない斜度
ある程度距離が取れる(片道1kmとかじゃなく)
家から自走で行ける
休憩できるコンビニがある
を条件に探し、「信貴フラワーロード+十三峠直登ルート」の約6km 標高差303mを選定。
ルートは高低差を見ていただくと、のぼり一辺倒ではなく、下りもあり、斜度もバリエーションがあります。特に十三峠直登ルートには14%前後の斜度もあります。その分距離は縮めることができます。下りは見通しが良く、スピードが出ても安全に下れるのがポイントです。トンネルがあるので、ライトは必須です。
登りルートで下りがあるということは、下りでちょっと登ることになるのですが、それも積算していいことになっています(と英語の説明にありました)。
スタート・ゴールは十三峠の頂上にし、終わったら大阪側に下って帰れるようにしました。コンビニは下ったところの折り返しにありますので、そこを利用させてもらいました。
結果的にこのルートを12往復しました。走行中はサイコン(ガーミン)の累積標高を表示させ「数える」作業は省きました。(脳を使うと疲れるよね)
下りは13分ちょい、登りは27〜30分前後、折り返しに信号もあるので往復45分弱。イーブンペースで走れた感じです。
3、装備
4000mアップの走行は未経験ではなく日中で終われる見込みでしたので、いつものライドと大きく変更点はありません。補給もコンビニがあるので、持つ必要ないのですが、BCAAのジェルだけは持参し後半使用しました。
季節はGWでカラッとした気候で、ボトルも一本で十分。だいたい3往復ごとにコンビニ休憩して水分も補給。というかボトルの水がなくなる頃にピットインな感じでした。
服装も夏用の長袖ジャージ、ビブにジレを着用。これで下りもオッケーでした。日が暮れて気温下がってから、山を下る可能性がゼロではないのでウインドブレーカーは持ちましたが未使用でした。
4、当日
十三峠頂上のトンネルを8:10にスタートしました。ここまでは大阪市内から自走です😓
途中の写真はないですが、
これは13時前の写真。ようやく累積2000mちょっと走った頃かと思います。影の位置が違いますね🤭
3500超えた頃から、もう十分じゃね?と悪魔の声が聞こえるのですが、あと1000と思えば、あと2往復?3往復?と思えば、と鞭打って続けました。できれば明るいうちに帰りたいなあ〜🫣
17:59に終了❣️明るいうちに大阪側に下って帰宅します。ちなみに十三峠の大阪側の下りは九十九折で個人的に要注意なので、最後まで気をつけて下ります。
5 後日手続き
STRAVAを通じて、結果をeveresting の事務局に提出。(やりとりは英語になります)
STRAVAの設定でセグメントが確認できないと認定されませんので、事務局の方からフォロー希望あればオッケーします。しばらくして認定された旨メールで連絡ありました!
ホームページの"Hall of Fame"に殿堂入りです!
half everesting は正式には basecampと言われています。
本当の everesting は今回の倍と思うと気が遠くなりました🤯
ただ、ブルベもそうですけど、誰かに「認定」されると嬉しいものです。皆さんはどう思われますか?
以上、ちょっとマニアックでマゾヒスティックな「ハーフエヴェレスティング」の話でした。