Kilalinのサイクルブログ

女性サイクリストに役に立つ情報を発信したいと思います

アイテム紹介 THE PEAKSで使用したもの

レースや難易度の高いライドで使用するアイテムには誰でも気を使うもの

今回の2日連続THE PEAKSで使用したアイテムを2つ紹介します!

 

1つ目👀

 ビブショーツ

 THE PEAKSのような10時間前後のライドでちょっと制限時間も気にしないといけない場合は、上のジャージを脱がなくてもお手洗いができるビブショーツにこだわります!

 今回は1日目はPlaton de Paris のsprinterシリーズのビブショーツ


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 2日目はuniversal colorsのMONO シリーズのビブショーツ


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 どっちも肩紐部分が伸びて、そのままお手洗いできるので、時間短縮や邪魔くささ、万が一の山のトイレでモノを落とす心配と無縁です。

 pleton de Paris の方は生地はしっかりしてて、裾のシリコン部分も太く、太もも全体を包み込んでくれますが、人によってはヒモで締められたソーセージ🌭みたいになってしまいそうです😅

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 universal colorsの方は、着用開始2年目のせいか、生地が伸びやすくなっています。もともと裾のシリコンは少なめで、第二の皮膚的な感じの着心地です。

 ネイビーの色味もブランド独特なのがお気に入りです♪


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    どちらも着用時のシャモアのボテッとした感じが少なく、スタイリッシュに着こなせます。

 ⭕️ファのデタッチャプルビブショーツも持っていますが、シャモアがボテッとしてしまうのが、残念な感じ。ちなみにこちらも生地感は柔らかくて、お手洗いの後はしっかり引っ張りあげる必要があります。

 

 2つ目👀

 ノーズパッドのないサングラス❣️AIR FLY 

https://netshop.zygospec.com/

  今回THE PEAKSの会場にブースが出てまして、割引価格で買ってしまいました。

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 ノーズパッドがないので、フレームのサイドにあるシリコンがこめかみを挟んで固定します。最初は違和感が少しありましたが、時間が経てば慣れていき、鼻パッドのない快適さの虜に。マスカラもレンズに当たらないように調整できるし、鼻パッドが日焼け止めクリームやファンデで汚れる煩わしさからも解放。

 私はミラー調光レンズを選びました♪ これが機能性とファッション性を兼ね備えていて、素晴らしい👍 エイドでもわざわざサングラスを外す必要性なく、かけているのを忘れるほどでした!


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 番外編👀

 カフェドのソックス

 cafeducyclisiteはお気に入りのウエアブランドですが、可愛いだけでなく機能的。激しいライドに嬉しい機能が備わっています。夏のソックスは速乾性が素晴らしく、旅ライドで何度も使用!

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 以上、「アイテム紹介 THE PEAKSで使用したもの」でした。特にビブショーツ、参考になれば嬉しいです!!

史上最恐(凶)!2日連続The PEAKS! R13&R14

 THE PEAKSといえば、あのヘンタイ!ライドイベント!

 それを2日連続参加してしまおうという企画が長野県蓼科で開催

 

 1️⃣    1日目R13 蓼科east

170km4543m up、制限時間11時間(一般エントリー)のコース。

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当日は天気に恵まれ、青空が広がっていました。標高1500mの女神湖から1700mのスズラン峠を超えて、メルへン街道最高地点の麦草峠(標高2127m)へ。反対側から麦草峠を登り返し、スタートの女神湖に戻って蓼科スカイラインで大河原峠(標高2093m)を往復する山岳ライド。

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今回は2年前のR9大山のフィニッシャージャージで出走。

最初は集団走になりますが、どうもダウンヒルで身体のバランスが悪く右カーブがうまく曲がれない。どんどん抜かされて気分も⤵️

安全第一で無理はせず、登りは頑張る💪

蓼科の別荘地付近は路面もバンピーで車もやや多いのですが、そこの下りもマイペースでこな、大河原峠へ。蓼科スカイラインは路面もよく、車も少ないので自転車的には楽しいのですが、最後の大河原峠の登り返しがおよそ17.5kmと長い!

運動中にたくさんは食べられないので、エイドではスイカ🍉攻め(^^) 美味しかった😋ありがとうございます😊

いつもはゆっくりでも脚つかず登りますが、この時はJAXAの宇宙観測基地でひと休みしました。峠付近の劇坂が気持ちを削げ落としていきます。脚を踏み込んでも前に進まない。あと3km、2.5kmとつぶやきながら、大河原峠につきました。あとはほぼ下り。路面に気をつけてフィニッシュに向かうだけ。それでも17kmもあるし、短い登り返しもある🥹

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 無事ゴール

 移動時間9時間00分

 経過時間9時間42分

 20分の最大平均パワー165W

 トレーニング効果 VO2MAX

翌日の出走も現実的になり、複雑な気分

とりあえず喜んでおきました😆

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2️⃣ 2日目 R14蓼科west

 

 この日のために熟成させた自家製黒ニンニクでリカバリー🧄

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 R12赤城山のフィニッシャージャージで出走

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 霧ヶ峰を起点に3方向に往復して女神湖に帰ってくる166km 4479m up 制限時間10時間30分のコース。前日より30分制限時間が短い‼️

  体調を確認しながらビーナスラインへ。この日も天気に恵まれ、なんと富士山も見える好条件‼️(心のカメラで撮影) 車山高原付近でいい感じのペースの集団についていく。意外と脚回っているなと思いながら霧ヶ峰から立石公園に下って、13kmの7〜8%縛りの登り。「この調子なら2日目も完走できるでしょ」「これが続けばね〜」なんて話しながら、霧ヶ峰について、今度は美ヶ原高原美術館方面から武石観光センターまでのアップダウンと劇坂、バンピーなダウンヒルに立ち向かう。扉峠を越えての約4kmの劇坂はしんどかった。

 一番遠い武石観光センターのエイドでもスイカ🍉攻め。もちろんアミノ酸も注入。

 美ヶ原について、ひと休み。下り基調のアップダウンを繰り返し霧ヶ峰へ戻りました。ちょうど正午近くになり、日が照りだし暑かったり、下りで寒かったり、よくわからない状態。

 最後のST5を目指して下って、13kmの最後のヒルクライム。もちろん道の雰囲気は良いし、斜度もキツくないのですが、何せしんどい。脚もむくむのか、シューズがきつくなってつま先が痛い😓別の参加者に声かけられても、返せない😂

 やっと霧ヶ峰に戻ってきて、真っ先にシューズを脱いで靴下でエイドをうろうろ。やっと気持ちも余裕ができて、名物のカレー🍛もいただきました。さあ、最後女神湖まで帰りましょう。

 最初は登りで、あとは下り基調。早く下りが来てくれ〜と先行する参加者が下りに入るのを見て、あともう少しと言い聞かせて頑張ります。

そのあとはあれよあれよと白樺湖について、あと4、5kmの登り。これがまたしんどい。当日DNSした仲間が車で追い越しざまにクラクションを鳴らしてくれました。

 


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 ゴールする前は泣きそうになっていましたが、実際は普通に笑っていました!

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この日も PEAKSの団扇はHEAVENでした♪

 

 移動時間 8時間49分

経過時間 9時間40分

20分最大平均パワー 158w

レーニング効果 テンポ

 

 パワーは前日より10w減ですが、移動時間が短いのは下りが多いからでしょうか?2日目ということで休憩時間は10分長めです。30分短い制限時間の設定が絶妙なTHE PEAKSでした!

 

とりあえず、以上「史上最恐(凶)!2日連続THE PEAKS!R13&14」でした😆

 

 

 

2日目 瀬戸内サイクルクルーズ

 2日目は図らずも戦争と平和に想いを馳せる旅に🤔

 計画を立てるため地図を見ていると、大久野島からしまなみ海道の大三島にフェリーが出ているのを発見。今回のルート(三原ー忠海港ー大久野島大三島しまなみ海道尾道新尾道)となりました。

 1、大久野島の玄関口、忠海港へ

 ホテルで朝風呂ー朝食ー出発準備。私のチャリ旅に大浴場とコインランドリーは欠かせません!

 昨日と同じさざなみ街道で忠海港へ。14キロほどです。フェリーの切符は自販機販売。大久野島の後、大三島に行くので、お店の人に口頭で確認。たくさんの人が販売機に並んでいます。無事、乗船しました。自転車はそのまま乗せれますが、専用のラックがあるわけではないので、自前のチェーンで倒れないようくくりつけときました。

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 15分ほどで大久野島に到着!

 

 2、大久野島

 大久野島は小さな島で乗用車は原則上陸できません。歩行者か自転車です。

 かつて地図から消されていたという元軍事施設の島。今は可愛いうさぎ🐇が無邪気飛びかかってきます。


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 こっちは自転車なのに、警戒心ゼロで飛びかかってくるウサギ達、、、この光景どこかで見たような🤔奈良公園の鹿🦌だな😅 野生だけど、観光客が餌を持っていることを学習しているようです。一方私の目をひくのは、ブラックな遺構たち。砲台や毒薬保管庫、、、

 


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 幹部にためのコンクリート製の防空壕(そのほかの人々は葉っぱで隠れてたとか😰)

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 毒薬作成時に使用されていた陶器製の器具。金属だと腐食するからだそうです。

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 当時の発電所。すぐ近くにうさぎが飛び回っていました。


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 のんびりビーチとキャンプサイト、青い空⛱️

 今は素敵な観光地になり、平和を噛み締めました。本当に平和が一番です。


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 3、しまなみ海道

 1時間の滞在のあと、大久野島を後にし、大三島の盛港へ。(自転車なら実質30分でまわれます)

 乗用車もたくさん乗っていて、主要な航路のようです。

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 旅は順調にすすんでおり、気になってたパン屋さんに寄り道しましたが、あいにく開店前。多々羅大橋の道の駅で、一本500円の高級ジュースでビタミンチャージ🍹

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 GWにも来た生口島を再訪。高根島との架け橋、通称レモン🍋橋。(橋のカラーが黄色🟡)

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 昨日は余裕だった気候も、この日の日差しは強く、昼になって因島に近づく頃に暑さにやられた感じ。早めにピットイン👍

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空腹なのに食欲ない感じ😨 でもしっかり食べたら回復しました。因島お好み焼きか中華しかないイメージでしたが、前から気になってたカフェ「カフェテラス菜の花」で、日替わり定食(鶏胸肉の野菜あんかけ)が嬉しい☺️ 食後はカキ氷も気になりましたが、おすすめの香り高いホットコーヒー☕️で胃腸を温めました。ボトルの水も補充してくださり、この後のサイクリングのまさにオアシスになりました。久しぶりに正規のブルーライン尾道へ。


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 新幹線乗る前に入浴🛀 最近の輪行前のルーティンです。


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尾道みなと館は日帰り入浴も可能です。綺麗で良いお湯でした♨️ 新尾道からこだまで新大阪へ。

 新大阪に着いたら、人の多さと暑さにクラクラしました😵‍💫

 走行記録 約85km 450m up

以上、「2日目 瀬戸内サイクルクルーズ」でした♪

 



 

瀬戸内サイクルクルーズ1日目

 夏は自転車旅の季節

 だって荷物が少なくて済むから😆

 今季2回目のチャリ旅は広島県三原を起点に瀬戸内サイクルクルーズ🛳️🚲

 

1、新幹線で三原へ

 台風の影響で雨が心配でしたが、予定通り大阪から新幹線輪行で三原へ。あえて自転車の聖地尾道を外しました。

 この日は三原やっさ祭りの日。街に活気があります。宿泊予定のホテルに荷物を預け、さあ出発。JR三原駅から程なく歩いたところに三原港があり、ここからも多数フェリーが出ていますが、自転車でさざなみ街道を走って隣町の竹原港を目指します。

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 写真は夕方の三原駅からやっさ祭りの様子です。

 2、さざなみ街道

 出発してすぐに止んだと思っていた小雨が降り出します。そのうち止む予定の雨なので、そのまま走り出します。路面はウエット、道路の左端には水たまり。車との距離、ブレーキ制動、空気圧は家出る時高めに入れてきたのでパンクに気をつけないとなあと色々気を遣いながら走行。

 


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 予定通り雨が止んで、さざなみ街道の様子です。 三原から竹原に入る前には峠というほどではないですが、坂があり下ったら竹原です。左手の忠海港を横目にもう少し自転車を走らせて、竹原港(竹原海の駅)に到着。フェリーでしか行けない大崎上島行きの切符を購入!(対面販売)


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 この日は灼熱関西とは比べ物にならない快適な気温で、ボトルの水の消費も少なめ。旅に出てよかった☺️

 3、大崎上島に上陸

 竹原港から約30分。大崎上島の垂水港に到着⚓

 島の北側は結構栄えてる感じで、車の交通量もそこそこあります。コンビニはないですが、スーパーはあります。Googleでチェックしてたスイング洋菓子店でランチ!思ったより昭和な感じで、見過ごしそうになりました!店内のBGMも昭和な感じ、お値段も(値上げはされたようですが)昭和な感じ。味は満足。最後にホットコーヒー☕️もいただき、ほっこり。

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 4  島の最高峰?神峰山へ

 島の北側から西側海岸線へ。荒れたアップダウンの道。果樹園があるので、作業車が来ないか確認しながら走ります。作業されてる方は1人見かけましたが、走行車両ゼロ。ちょっと大丈夫な雰囲気でしたが、無事里に降りてきて明石港で小休憩。港には自販機もトイレもありますからね!

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 せっかくなので、「神峰山」にヒルクライム

 標識に5キロとありました。

 途中、小さい虫にたかられながらのヒルクライム😂 展望所からの風景は⁉️

  しまなみ海道の鳥瞰図‼️

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 快適気温ですが、ヒルクライムすると汗が吹き出しま💦💦 程なく車がやってきて、

「自転車ですか?すごいですね!したから3時間くらいですか?」

 「(せいぜい)30分くらいです(三原からだと3時間くらいやけど、、、、)」

 自転車乗りと一般ピーポーの感覚が😅

 

5、安芸の小京都 竹原保存地区へ

 この後、自販機に寄ったりしながら島の東側を走り、白水港から竹原へ戻ります。


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 竹原に戻る港は垂水と白水と二つあり時刻表を見て使い分けできます。二つの港は自転車で5〜10分ほどの距離です。


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 竹原の旧市街

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 自転車なので荷物は増やせませんが、素朴なお煎餅発見! マスターにも「暑いでしょ?」と言われましたが、「大阪から来ましたが、関西に比べると天国です!」と答えました。

 


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 あとこんな像も発見💡 

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6、三原で大阪出身のマダムに癒される

 竹原を後にし、帰りは山側の県道75号線で三原に戻りました。最初登りですが、そのあとは下り基調の快走路!

 ホテルで入浴、洗濯を済ませて夕飯へ。広島だからか大阪より多いお好み焼きのお店。でも見つけたお店"Cafe3g". マダムが大阪出身でした♪  生ビールでほろ酔い🍺

 


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 やっさ祭りも楽しそうですが、すっかりお疲れモードで早目に就寝しました。だって早起きだったものね〜

 

 走行記録 約107km(フェリー含む、1000m up)

 

 以上、「瀬戸内サイクルクルーズ1日目」でした! 2日目もお楽しみに👀

ニセコクラシック2023 85km

1、エントリーするまで 

 ロードバイクを始めてかれこれ○年

 その前にロードレースの話を当時プロだった辻義光さんから聞く機会あって、なんか難しそうだけど、やってみたい気持ちが生まれて月日が経った。

 数年前、ニセコクラシックのルートは(登りに強い)私向きなんじゃないかって声かけられて、その気に。今年、色々機会に恵まれて参加できました。

 


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2、ロードレースは初めて

 さほどレース志向でもなく、集団走行の経験も少ない私。ロードレースにある不文律。

 たまに機会あれば大阪のナカガワサイクルさんの練習会に参加させてもらい、先頭交代してローテーションして走ったりしました。

 ジロやツールなどのプロレースもよく観るようになっていたので、タイム差がつくのは登りとかなんとなくレースの動きは理解できるようになっていました。(むっちゃ初心者🔰です)

 とりあえず危なくない走りを心がけました。どこかシクロクロスの経験が活きている感じがします。

 

3、当日レース本番 スタート直後

 スタートはメイン会場から20kmほど離れた蘭越町役場。女子は年代別に並ぶ場所が決められていて、自転車を置きます。トイレや荷物預け、大福餅(セイコーマートで売られているやつ)やアミノバイタルの配布がありました。


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 女性の参加者も多く、みなさんしっかりトレーニングしている雰囲気です♪ 普段レースしている女性と走ることないので、テンション上がります。

 スタートはパレード走行からのアクチュアルスタート。審判が車のサンルーフからサインを出します。女子は第一ウエーブなので、先導車の真後ろですが、すぐに男性が後ろから来て隙間を埋めてきます。慣れた女子選手たちはそんな動きを言葉で牽制していました。先導車がゆっくり過ぎて、何度もブレーキ。1人落車してしまいます。サインが🟥から🟢に代わりアクチュアルスタート!直後の登りはいつもよりハイパワーで。周りに流されてたら脚がなくなる!アドレナリンと冷静さのせめぎ合い。序盤は集団についていくことが目標。長いワイディングの下り。落車事故起きそうって警戒してたら、起きた!巻き込まれず、スルー。知人が巻き込まれていないこと確認しました。多分大丈夫🙆‍♀️

 日本海デンして折り返しの平坦。集団後方でポケットからジェル出して補給。そして手とブラケットがベタベタに。下りの曲がり角で接触怖くて、そこで千切れる場面発生。向かい風でブリッジかけるのは後半に影響しそう。後方から女子グループが来ているの見えたので、吸収を待つ。「ひきます!ついてきてください!」女子同士、協力しよう🤝 でも次に坂でバラバラに。

 次の平坦。白人男性とローテーション。そこに女子も加わり、向かい風を50km地点から始まる三段壁まで4人でローテーション。ずいぶん助かった。そして2回目のジェル補給。

 

 4、レースクライマックス「三段壁」

 一つ目は10kmほどのクライム

 と言っても、中盤に下りもある

 ここで平坦で置いて行かれた選手に追いついたり、レースに動きが。しんどいけど、ここが自分の勝負どころ。

 

 山岳賞ポイントと関門を兼ねた「日の出関門」

 まさかの師匠の背中が見えた。声をかける。下りはひいてくれたりするのかなって期待したけど、すぐに視界から消えた。

 そして長い下り。いつもよりスピード出てしまい正直怖かった。自分にスキルはないこと自覚しているので、絶対安全を心がける。その後も「slow down」の標識には正直に従う。

 ニセコ関門の前で150kmの先頭集団にパスされる。無茶速い‼️ ニセコ関門でまた師匠に追いついて、「最後協働しよう」って声かけたけど、あっさり無視されて、別に男性がひいてくれた😓あと5km。でもその男性はちぎれて、また別に男性とローテーション。でもまたその人も後方にちぎれて、後1kmを切ったところで師匠に追いついて、パスするも「ここから飛ばす‼️」って追い越され、脚がもたないの自覚してるから見送り。ゴンドラ坂に入って自分なりに数百メートル踏む‼️フィニッシュ‼️

 

 5  結果

 年代別 6位  2時間52分44秒

(試走は3時間35分)

 一応気持ちだけは年代別表彰台を狙っていました。(狙うのは自由)

 そのために何をしたらいいかはわかっていなかった。ただ、時間を見つけてローラー。直前に旧知のスポーツアロマに通う。食事の工夫。(結局体重はさほど減らず)

 表彰台は遠かったけど、全く話にならない結果ではなく満足。会場で表彰式を見届け、目標を見据えたつもり。来年も参加出来るとは限らないけど、最高で華やかなレースに参加できたこと感謝しました。


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 ちなみにレース直後に「どれくらい禁酒しましたか?」って聞かれたけど、一切禁酒していません!特に北海道入りしてからは地ビール毎日呑んでました〜😆

 

 以上、「ニセコクラシック2023」でした!

その2 参戦!THE PEAKS round12 赤城山 当日

 前回からの続き

 

 今回のルート・獲得標高は170km 5158m

 エントリーしたものの、5000mアップってありえない🤣🤣🤣

 土地勘もないし、Googleマップを睨めっこ。斜度は?路面は?交通量は?気候は?

 幸い当日は曇り、山岳地帯のため確信はできないけど、降水量はゼロパーセント。レインジャケットはおいて、最初の下りはウインドウブレーカーで行く。

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 2年前と違って、女性参加者の姿もチラホラ

 テキパキ準備もできたので、5:30スタートのリストバンドもらえた!

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 今回はコース上のトイレが限られているので、休憩のタイミングなどわからないなりにイメージトレーニング。ヒルクライムは長いもので16、17kmある。関西でここまで長いコースはない。去年、長野の大河原峠を走ったこと思い出す。

 今回の愛車は去年組んだビアンキスペシャリッシマ。通常他に乗っている人を見かけることのない車種なのですが、山岳イベントでは新旧スペシャリッシマがチラホラ!

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 最初は18km付近まで降ります。女子でも速い人おったけど、自分にスキルはないと心得ているので、あくまでマイペース😉 ピドコックちゃうから、下りで差はつけられんのよ😅 ST1はエイドもトイレもないので、さっさとジャケット脱いで1本目ヒルクライム。この先長いので、心拍が上がりすぎないように調整して登りました。頂上でチェックを受け、そのまま下りへ。下りきった温泉郷で休憩する予定。一旦標高1500m近くまで登っていくと、やっぱり空気が寒い。ジレは脱がず、チャックの上げ下げで体温調整。

 温泉郷のお手洗いで休憩し、バックポケットのパンを食べて、次の登りです。次のST2の直前の数キロが劇坂🤣 Googleマップで道細くなっていたから覚悟していましたが🫣

 エイドでは塩煎餅ばかり食べてUターン。次の頂上に向けての登りに備えます。およそ16kmの登り。長い!パワーも出て来ない。頂上に着くのは12時半ごろかな、最後は下りがあったよなぁ、とか淡々と登って、頂上の大沼で少しミスコースしてCP1に到着!制限時間は余裕やけど、身体は余裕じゃない。予想通りカレーは受け付けないけど、豚汁があったのでありがたくいただく。このあとしばらく下りと軽いアップダウン。

 朝に下った県道4号線。昼にはずいぶん交通量が増えて、関西でいう高野山のメインの下りみたいになっていて、車に挟まれながらダウンヒル。ST3はチェックだけ受けてすぐスタート。向かい風が強く、トレインに乗ろうかと思ったけど、速くて次のヒルクライムに備えるため離脱。

 関西とは違う赤城山山麓風景を横目に、しばしサイクリングタイム。遠く関西から赤城山を走りに来れたこと感謝します☺️写真は撮れないけど、心に風景を刻む。

 コース右折すると最後のヒルクライムの始まりです。153km付近に最後のエイドを兼ねたST4があります。水は満タンではなく、ボトル8分目まで入れてもらいました。「ここから道が狭くなるから気をつけて」皆が言ってた10%越えが連続する最後の一本。頑張るぞ💪 最後にジレも脱いで、全ての補給食を消費して身軽になって登りました🫡

 Googleマップで見た通りの連続九十九折り。意外と対向車も多く、初見の道に気を使います。パワーも悪くないし、心拍も上がりきっていないし、、、、でも疲れています。淡々と登るのみ。ここも登りきったら下りがあったはず。トップチューブに貼ったコースプロフィールを確認します。標高が600mからじんわりと1000mに近づき、、、、下り来た〜!平坦?とりあえず普通に走れるところに出てきた!ゴールは青木旅館。

 ここか‼️ここやね‼️ゴールは‼️

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15:45ごろゴールしたようです♪

初めての5000越え

1週間前のソロ練では2500m獲得がせいぜいで、不安だらけでしたが、淡々と登ってたら達成できました。THE PEAKSのイベントでなければ達成できませんでした♪

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全然写真撮れてないので、最後に大沼で愛車写真撮影

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次いつ来れるか分からない赤城山⛰️

楽しかったです♪ ありがとう☺️

 

以上、

「その2 参戦!THE PEAKS round 12赤城山」でした‼️

 

 

 

参戦!THE PEAKS round12 赤城山 その1 前日まで

 知るひとぞ知る!変態!自転車イベント「The Peaks」

 初めて参加したのは2年前の大山

 このイベント自体、開催地が関東寄りで、大山は西日本ではじめての開催

 それに合わせて、当時はじめて「The Peaks」に参戦

 現地視察を行なったのはもちろん、3000m超えのトレーニングライドも数回実施

 もちろん、完走したけど、当日の夕食の時間に寝過ごしたり、翌日のリカバリーライドもヨタヨタで、本当にクタクタ状態でした。


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 2022年はもちろんround11 奈良・吉野にエントリーしていましたが、仲間の先輩サイクリストが天候とそれによる路面の悪化を理由にDNSを決定!

私も涙を飲んで、その決定に従いました。

 そして、今回のround12 赤城山! 関西人からしたら「どこやねん!」「遠いがな!」

 しかし、関西からのバスツアーを用意されることになり、エントリー

 実は、その頃人生最大の怪我を負って、5月にそんなハードなライドができるか心配でした。が、何事もスタートラインに立たないと始まらない!

 2023年のお正月にはなんとかロードバイク100kmくらいのれて、シクロクロスの大会も徐々に出場。

 2月下旬にはブルベ200kmソロで完走!(しかしポジションの違いからか肩こりひどい!)

 その後、ソロでブルベ300km走り切るなど、順調に回復。しかし、上りはせいぜい2000mしか登る機会なく、あれよあれよと5月に突入!!

 本番に向けてタイヤ交換などのバイク整備も行い、、、、前日早朝にバスツアーに乗り込んで群馬へ!

 普段、私の変態さについてきてくれる人はいないのでソロライドが多いのですが、ツアー参加者は全員「変態」「ツワモノ」。

 嬉しい半分、私も負けてられないと、メラメラ本番に向けて闘志に火がつきました!


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 バスからは富士山が見えたり、駿河湾が見えるSAでスイーツに舌鼓を打ったり、、、ボランティアのスタッフさんがプリンをみんなにご馳走してくれたり、ツアーならではの和気あいあいな雰囲気😎
    夕方に群馬県渋川市のホテルに到着。翌朝が早いので、早速夕飯を食べに出ます。あらかじめリサーチしていた昭和な定食屋さんにGO!

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 事前のリサーチよると渋川市周辺は「ブタ」料理が有名?とのこと。肉丼という名の「豚丼」やらソースカツ丼など色々悩んで、やっぱり「肉丼」をチョイス! 「孤高のグルメ」的な雰囲気が最高でした!

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 今回はしる赤城山のルートの県道4号線は「イニシャルD」に登場します。実際、たくさんのタイヤ痕がついていました。良い子は安全運転で!

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 我らの観光バスはそんなワインディングロードはちょいと苦手ということで、4時集合が3時40分集合となり、さっさとホテルに戻って翌日に備えました。

 

 今回のウエアは2年前の大山とほぼ同じ。ジャージはCafé de Cycliste のオダックスジャージ。ポケットが通常の3つに加え、大きなポケットがその外に一つについています。私は山岳ライドではジレとジャケットの両方を持つことにしています。ジレも前回大山で着用のRaphaのポケット付きブルベジレ(メンズのXS)、ジャケットは天候に応じてレインジャケットにするかウインドジャケットにするかですが、今回はウインドジャケットで、しっかり目のRaphaのクラシックウインドジャケットにしました。これはもう5年くらい前の品で、チェーンオイルもついていたりするのですが、生地感もよくリクレクターもついていて、まだまだ使えるしっかりした作りなので、今回登場です。

 


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 アクセサリー類は、手袋は指切りタイプ、靴下はアクセントにイエロー、キャップはfeel cap です。短いレースではキャップは被りませんが、ロングライドでは汗止め以外に、万が一の雨を防いでくれる役割もあるのでキャップを被ります。Feel Capは通常よくあるコットン製ではなくポリエステル製で日本人の頭の形に合わせて作られたキャップで、被り心地が抜群なので、おすすめです!

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ヘルメットは2年前の大山と同じKPLUS、サングラスは100%のピンクレンズです。このレンズは程よく紫外線を防ぐ一方、山の中の薄暗い場面でも見やすいので山岳ライドにもおすすめです。何よりも軽いですわ。

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 では準備が整ったところで、当日を迎えます。続きは今度。

 

以上、「参戦!THE PEAKS round12 赤城山 その1前日まで」 でした。次回もお楽しみに!