先日、琵琶湖のマイアミビーチで行われたシクロクロスの大会に出てきました。
今回のマイアミビーチの大会は初めてです。いろんな人が「砂のマイアミ」というのですが、正直ピンときていませんでした。
時間を割いて前日試走へ。ちょっとしたところに砂のセクションが!!違う、これはちょっとした仕掛けで、本当の砂場がやってきたぞ!なにこれ?他の参加者が冷静に試走している中、一人、大声、悲鳴をあげていました。
いつも思うのですが、「こんなところでレースとかしたらあかんのちゃうの?」
(他の会場でも、「ここ下るのですか?無理ですよ〜」みたいなところ多し)
本番の写真は担ぎシーンばかりになっていますが、ちゃんと乗車している場面もあります(笑
砂は乗車しているとだんだんスピード落ちるし、そのまま漕ぐのか、降りて走るのか、その人の得意分野に応じて選択できます。
前日試走でたっぷり砂の洗礼を受け、一晩Thinking Time
当日の気温などを考え装備のこと、自分でどうやってコースを攻略するか。コースも生き物で試走の時と状況が変わります。どう変わるのか、想像をめぐらせます。
師匠が言う「俺がレースになったら湖に足をつけてでも、足場のいいところ走る」
湖に足をつける?
実際、そうされている人いました。
レース一週目、頑張ってついていかなきゃ、気持ちだけが焦って短い砂場で転倒、早速みんなの背中が遠くなりました。長めの砂場でも、自分でどこで降車するか決めていたけど、転倒しかけの変な降り方でさらにタイムロス。一番長いビーチをランニング。じわじわ追い上げ。この時水際ギリギリ、ちょっと砂がしまったところがあったはずなのですが、コース状況は時事刻々変化していました。
2週目、3週目とだんだんとリズムを取り戻し、出来るだけ丁寧にこけないようにトラクションなるものかけながら砂場以外のセクションをこなして行きます。クランクは普段の八の字練の成果出てたんちゃうかな?いまのカテゴリーなら当然なのかもしれないけど、、、、
4週目、ギャラリーが「ここから乗れるで」と教えてくれて、長いビーチを少し乗車。砂場から出てきて再乗車がなかなかできなくなっています。クリートもハマりにくい。
5週目、最終周。修行もこれで終わりや〜。ミスだけしないこと。前の選手の背中も見えて、追い越し、追い越され(笑
シクロクロスを始めて、良かったと思うことあるけど、とにかく過酷、、、、
なぜ、皆さんこんなことしているのでしょうか?そしてわたしもどうしてこんなことしているのでしょうか?
とにかく、驚きの連続のシクロクロス@マイアミビーチ でした。