Kilalinのサイクルブログ

女性サイクリストに役に立つ情報を発信したいと思います

九州周遊byロードバイク part1

  長期休暇を利用して、関西から九州へ

関西からだと大阪ー別府航路、大阪ー志布志航路、大阪ー新門司の航路が有名なんですけど、GWで予約のハードルもお値段のハードルも跳ね上がるので、今回は、 四国ー九州の最短ルート、佐田岬ー佐賀関の国道九四フェリーを利用して九州へ上陸。

 佐田岬は日本で一番長い岬で、風が強いので風力発電に適しているよう。途中の道の駅「伊方・きらら館」に立ち寄り。

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 フェリーのりばは国道197号線の終点、三崎港です。ここから先にも岬は伸びているのですが、道は細くアップダウンがあり、その先の灯台を目指したかったのですが、今回はタイムアウト。自転車で行くのに良さそうな道で、実際外国人旅行者と思われるサイクリストたちが走行されていました。

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 フェリーの乗船時間は70分、大分県佐賀関港が目的地です。佐賀関港は愛媛県側の三崎港に比べると大きくて、周囲は工業地帯のようでした。後で知りましたが、あの坂本龍馬一行が長崎に向かう途中、佐賀関から九州に上陸したとか。

 大分上陸して、その日は名物「とり天」をいただきました。

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 そして、翌日、少しばかり北上して国東半島へ。日出城趾からサイクリング開始。なんと滝廉太郎の出身地。偶然でしょうか、近くの学校から生徒の合唱が聞こえてきました。


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 国東半島の地図を眺めると気になる場所があったので、寄ってみます。


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 太平洋戦争で「人間魚雷」で使われた「回天」の訓練地跡地です。実物大の「回天」、当時の訓練で使われた池や格納庫、別の訓練地から飛び立った若い兵士の写真などが陳列されていました。戦争の愚かさ、平和のありがたさにしばし想いを馳せました。

 さて、国道213号線に合流し国東半島を北上。途中、大分空港があります。市内からは離れたところにあるようですね。その後はほぼ平坦で「国見」と呼ばれる地へ。「国東」「国見」という地名から、「国」はやはり九州にあったのでしょうか、、、、、

 ライドの後半はヒルクライムの予定。その前に道の駅「くにみ」でたこ飯に舌鼓。この辺りはタコや車海老などが名物のようでした。

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 国東半島の真ん中にある「両子寺(ふたごじ)」と呼ばれるお寺をヒルクライムしながら目指します。

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 先ほどの道の駅「くにみ」の手前あたりからトンネルが多くなり、地形的に山深い感じになってきました。

 アップダウンを繰り返しながら登っていき、両子寺へ。有名な仁王門の前で撮影。


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 紅葉の季節も良さそうですね。


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 この後スタートの日出城趾を目指し、下ります。距離が長い分、アップダウンを繰り返して下っていきます。

 二の丸館という観光拠点でご褒美のアイスクリームをいただきました。

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 国東半島は神仏習合発祥の地として修験場として有名な土地だそうです。

 古い歴史と戦争遺構に触れた九州周遊の序章となりました。

以上、「九州周遊byロードバイク part1」でした。